コミュニケーション
技能実習を終了したもののコロナにより帰国できないため就労を希望するベトナム人を企業様へ紹介させていただく機会が増え、それに比例し彼等と接することも多くなりました。
器用不器用は個人差もありますが、努力した分結果は必ずついてくるので頑張ってほしいと願いも込めて、はじめに、
・誰よりも早く仕事を覚えること
・日々、日本語の勉強をすること
・努力したら、給料を上げてもらえる希望がある
と彼等に話しをします。
しかし、数年日本で仕事していたベトナム人なのでコミュニケーションは比較的とれる反面、前職と比較し、仕事が難しい、しんどい、(重い荷物を運ぶ仕事をすれば)足腰が痛い、辞めたいなど様々な不満も口にします。その度、その思いを深く知るため、一緒に食事をしたり、買い物に出掛けたり、時には職場の雰囲気を感じるため早朝彼らが働く会社へ行き、共に過ごしますが、中々本心がわからず苦悩することもあります。
そんな中、先日、支援をしている彼等から「ベトナム料理店に連れて行ってほしい」と言われたので、一緒にお店へ行き、食事をしました。なぜか私の誕生日を知っていてご馳走してくれました。お金を使わしてしまい申し訳ない気持ちもありますがとても嬉しく、彼等の思いを汲み取れるようにこれからもコミュニケーションは積極的に取っていこうと思える出来事でした。
人生は片道キップ。初心を忘れず目標を目指し邁進します。
理事長 井上貴史
2021年10月04日 14:57