今頃ですが
年が明けて早くも1月半ばを過ぎてしまいました。今頃、間の抜けた話になってしまいますが、 我が家の年末年始は特別な事がない限り、主人の田舎に車で帰省します。
明石海峡大橋を渡るルートか瀬戸大橋を渡るルートの2通りをその年の主人の気分次第で7時間から8時間かけて帰ります。
これでも近年帰省の度に高速道路が延びて早くなった方なのです。
震災のあった21年前までは、神戸港からフェリーで淡路島に渡り、 鳴門大橋を渡って徳島へ。
暫く一般道を走った後、徳島道高知道を走り、高知市内で高速も終わり。
それから更に3時間、合計10時間かかって帰っていたんです。
高知県の西の端、主人が子供の頃、晴れた日には近くの港から九州が見えたりもしたとか・・・。
先週Mさんが憧れ妄想を巡らせて
“仕事がない”“暮らしていけない”ことに気が付いたあのいわゆる田舎です。
橋が出来、高速が延びて、少しずつ早くなったものの、絵に描いたような過疎地です。 お正月は特に時間が止まったようです。
それでも長い行きと帰りの道中は、
「いつものおいしい鍋焼きラーメンのお店でお昼を食べて、お土産はあの道の駅で・・・」
とそれなりの楽しみもあるのです。
ところが今回年末に高知に向かう車中で、
「又、高速が延びてるネ!!」 とルンルン気分になりかけたとき、気が付いてしまいました。
“あのお店に寄れない!”(>_<)
“帰りもあの道の駅は通らない!!!” (ノД`)・゜・。
何と言うことでしょう!!(T_T)
便利さの裏には寂しい現実がありました。 B
2016年01月18日 19:45