思い出の物
私が小学4年生まで住んでいた家が長年空き家になっておりました。
売却するか所有し続けるかを母に相談し非常に迷った結果、所有することにしたものの、
築46年の古い空き家をそのままにしておくのは、倒壊や火災の恐れがあるので家を解体することにしました。
解体工事が入る前、小学生のころその家の2階に上がる階段に少し隙間があり、ベッタン(面子)を入れていた事を思い出し、ハンマーで階段を叩き壊してみると、約30年前の色褪せたベッタン等が出てきました。
当時、近所の同世代の子とベッタンでよく遊びました。
ブロック塀にベッタンを置いて靴で叩き、遠くに飛ばした方が勝ちで、負けたらそのベッタンを取られて悔しかった事を今でも鮮明に覚えています。
懐かしい思い出にも触れ、無事解体も終わり更地となり片付きましたが、思い出の場所がなくなったようで少し寂しく感じます。
2016年も残りわずかとなりました。
この一年お世話になった皆様、あたたかいご支援、ご指導、本当にありがとうございました。
来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
理事長 井上貴史
2016年12月19日 11:32